予告状の謎をめぐる短編ミステリ小説

本作は端的に言うなら、予告状の謎をめぐる短編ミステリ小説です。

巡査の松永真吾は、大学生からこんな相談を持ちかけられます。
「近くに住む俺の彼女の家に空き巣犯から予告状が届いた」と。

巡査の慎吾は疑問を抱きます。
空き巣を行うに際して予告状など送ったところで、待ち伏せしている警察官に捕まるだけなのに、なぜそんなことをしたたのか? どんな意味があるのだろうか? と。

犯人が予告状を送りつけた理由は、ミステリ好き(とくに本格が好きな人)ならお気に召すのではないでしょうか。少なくとも、ぼくは好きでした。
おすすめです! 

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