壮大な世界観と謎めく展開!

 18話まで読んだうえでのレビューです。

 本作の舞台は、惑星ペンタス。人々から愛された希望の星で、楽園のような惑星だったペンタスですが、ジャイアント・インパクトと呼ばれる天体衝突によって、壊滅的な打撃を被ります。
 残された人類は「どうにか生きている」という状況のようです。

 そんな惑星に、とあるふたりの人物がいます。
 ひとりは青年の凛(りん)。もうひとりは、血はつながっていないものの、その凛のことを弟のように思う紅蓮(ぐれん)です。
 本作はこのふたりを中心にして物語が進んでいきます。

 そして凛には、なにやら過去に秘密があるようです。その秘密について、なにか知っているらしい謎の女性・藍(あい)がやがて登場。

 壮大な世界観と謎めく設定。もう、これけでワクワクしませんか?
 本作にはさらに、寄生生物によって脳を支配され、野獣と化した人間――パラサイト・オーガなんてものまで出てきます。そのパラサイト・オーガとの戦い、という要素もあるのです。

 冒頭にも書きましたが、現在18話まで読んでいますが、まだまだ明かされていない謎も多くて、次がどうなるか気になります。お話のつづきが楽しみです。

『《パラサイト・オーガ》~記憶の欠片を探し求めて……』、おすすめです!

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