戦国時代、たくましい女性がいた。オススメ!

主人公、おゆき。
姉の息子、六之助《ろくのすけ》七つ、与一《よいち》三つを連れて、守り役の武士一人と、敗戦の城から野へ落ち延びる。
逃げろ!
追手に捕まらず、生き延びろ!
武家の娘と生まれたからには、幼い命を守り育む使命があるのだ。

おゆきの逃亡劇がはじまります。
そしてそれを見守るのは───。

おゆきが、とてもたくましく、愛嬌のある女性です。
語り口も楽しく、最後まで止まらず、読んでしまう勢いがあります。

……性描写とか現在とはモラルが違います、は、そんなに出てこない。かまえて読む必要はありません。

ぜひ、ご一読を!

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