戯言のおわり
もし目に映る世界がこのようならば、貴方は神隠しに遭っているのかもしれない。
何しろ人間のような有象無象が跋扈する世界では、神はすぐにお隠れになる。もちろんこの
しかし神はついてくるものを拒まない。
だからか知らん、この深淵に迷い込んだ者は、此処で見聞きした物事を不可思議に感じていながらも受け入れようとするらしい。
そして居着いてしまうのだ。
結果、混沌が加速する。
それで、知らない人にはついて行っちゃあいけませんよ、などと言われたりする。
だってそれは、〈人〉ではないのかもしれないのだから。
ここに至るまでのご観覧、有難き幸せなり。
――
朱鳥の鳴くころ 蒼翠琥珀 @aomidori589
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