彼が手に入れた古代文明の宇宙服は・・・女の子だった。 黄昏　暦

宇宙空間を瀕死で漂流中の彼は古代文明の宇宙服を手に入れた。

その宇宙服、宇宙空間以外では彼のサポート形態をとった・・・・・女の子だった。

その後、彼は古代文明の宇宙船を手に入れた。宇宙船のサポート形態も・・・・・女の子だった。

その後、彼は古代文明の・・・・・・

「ルジュ、足と腕治療してくれてたんだね。ありがとう」

そう言って、後ろを振り向いた状態で、僕は凍り付いた。

僕の後ろに赤い髪の少女がいて、僕の表情を見て不思議そうに首をかしげている。

《マスター、どうしましたか？　》

少女が僕に問いかける。

赤いショートボブに赤い瞳が印象的な美少女だ。

小ぶりな乳房や色々な所に目が行って僕の視点が定まらない。

「ル・・ルジュだよね？」

《はい、そうですが？　》

「どうして人間体で・・・裸なの？」

《【現《げん》】解除の場合、

マスターのサポート形態は違和感の無いように同種属の外観が選択されます。

また着衣については軟体生物や液状生命など衣類を着用出来ない種族もありますので

デフォルトは非着用となっていますが、どうかされましたか？　》

「服を・・・・着てもらっていいかな？」

《はい、マスターが注目されている部分の外観を多少変更可能ですが？　》

そういって、自分の胸を持ち上げたり尻に手を当てたりしている。

「外観はそれでいいから、お願いだから服を着てください」

ルジェが真剣な顔で考え込んでいる・・・・そして

《マスター、もしかしてマスターが嫌悪感を持たれる外観なのでしょうか？

　念の為に触感とディテール（細部）の確認をお願いします　》



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