ありがとうございます

　主人公最強、気持ち良く読み進められます。
　何度のユキが降る。色は血のように。冬でなくとも外は雲。バスの気候、天騎士は見据えている。自己の闇。万能の槍。ヒーローのように。はるか後ろユキが亡く。
　緻密に描かれた設定がドキドキで特筆される。
　カンストは99？255？目指すはカンストか。オリジナル。届かない汗ですね。

キャラの書き分け、戦闘の描写、ストーリーの作り方
どれをとってもそのへんの初心者が書いたものとは一線を画してる
プロじゃないかと思ってます

主人公の物事の考え方が非常に面白い。
金、地位、名声が好きというと俗物として出てくるキャラにありがちだが、彼はそれに当てはまる。
なら俗物なのかというとそうではなく、普通に高尚な信念のもと動いていることがわかる。
他人に期待しすぎず、自分の能力を弁え、その上で自分のやりたいことを貫く様子が魅力的だ。

多くの物語で、強い、又は賢いキャラクターは自分を謙遜したり、それを隠したりするが、それとは違った。
成り上がり者に使うのは少し違うかもしれないが、ノブレスオブリージュってこういう感じなのかなと少し思った。

円満にパーティー解散する所から始まる物語。

最初から強い、元パーティーは最高峰と無双作品か？と不安になるが、とりあえず読んで見る。

おぉ…世界観も主人公設定も作り込まれていて面白い。
ネタバレしたくありません。
とにかく目の前の板か箱で読んでみましょう

追放ざまぁ物を思わせるタイトルは序盤だけで回収して、起伏のあるストーリーとしっかりした設定で進む主人公最強ものです。
主人公自身は感情的に熱くならずあっさり淡白な性格であり、話が進むほどヒロインの傍観者としての解説者みたいな視点が増えて来てしまい控え目になってきますが、それに馴染めるなら文章も読みやすく、安心して読み進められると思います。

キャラ設定や世界観の重厚感がとても心地よくお話を彩ってくれています。
続きが楽しみです。

いざという時にそなえておくのは、大切ですね。

応援してます！