真田×帆船×海賊団!

視せる。魅せる。そんな物語でした。
好きを書くのが、いちばんよい! と〈カク〉立場の方なら思うだろうなぁ。私は、そうでした。
恐れげもなく、新しい文字の羅列の仕方を示されて、「おぉ」となりました。
作者さまの愛は資料愛にはじまって、キャラクターに注がれるのも、もちろんだし、おそらく、見上げる空、踏みしめる土、帆船の船首に砕ける波、視えるように、お話の世界に飛ばせてもらえます。
『口伝』とは人の願いなのかと思います。続編が楽しみです。

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