もう一度、夢に向かって歩き出す

絵本作家を目指す真壁康介と保育士を目指す樋口由衣の人間ドラマ。設定からとても惹き込まれました。面白かったです!

子供のころに抱いた夢に自信が持てない。夢を誰かに否定されることへの不安。自分が書いた作品を朗読されるときの恥じらい。どれもリアルで繊細に描かれているのがこの物語の魅力です。

由衣が康介の絵本を用いて読み聞かせの練習をしていきますが、作中でオリジナル絵本が三作登場します。絵を想像しながら読むのもすごく楽しかったです。

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