短いながらも絵本の良いところや二人の夢について細かく描かれていて面白かったです。
作中に登場する絵本が二重の極みのごとく、メインストーリーと共に目に見えぬ2打点で心を打ってきます。喜怒哀楽の感情も満遍なく表現されていて、目には見えない「彩」も感じます。そのため、主人公への感情移…続きを読む
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劇中劇ならぬ作中作として、絵本が出てきますが、この使い方に妙味を感じました。小説である以上絵は視覚的に表現できないわけですが、それゆえに自然とどんな絵かを想像します。そうして「絵的想像」を喚起さ…続きを読む
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