~急がば回れ~への応援コメント
なんとものんびりした旅路で、お調子者の弥三郎と、なんだかんだでそんな彼に付き合ってあげる七右衛門の、名コンビの掛け合いを楽しみました♪
ちゃんと宣伝しながら歩いたところは、さすが商売人ですね。
お笑いも子供の間で流行ると本物だって聞いたことがあります。
子供たちが口ずさむようになったからには、押しも押されもせぬ本当の人気商品になったことでしょう!
自分も一緒に旅をしている気分で楽しみました。
ありがとうございました^^
作者からの返信
鐘古こよみ様
コメントをありがとうございます!
ドタバタ珍道中になっていましたでしょうか?
モデルのモグサ屋さんは今もご健在(?)です。
琵琶湖半周の道中ですが、楽しんでもらえたなら嬉しいです。
~金木犀の嫁取り~への応援コメント
とっても雰囲気のある、素敵なお話でした!
近頃、近所で金木犀の香りを嗅いだばかりなので、季節的にもタイムリー♪
しっとりとした江戸の情景が目に浮かぶようで、ミツの聞こえない方の耳にだけ聞こえる金木犀の雄木の声も、やがて静かに芽吹いた女木の実を結ぶ様も、こんなことが本当にあったのではないかと思わさせられました。
可哀想な奉公人の物語を、誰かが後から御伽噺に仕立てて供養してあげた風にも取れて、一抹の切なさがあり、そこも好みです。
風の名にちなんだ素敵な物語集、続きも読ませていただきます!
それと、ついさっき気付いたのですが、ずっとお名前を「小鳥」さんだと勘違いしていました💦
コメント欄にもそう書いてしまっていたので、直近のものは直しました。粗忽で申し訳ありません<(_ _)>
作者からの返信
鐘古こよみ様
こちらにもおいでくださって、ありがとうございます。
今ちょうど金木犀のいい香りがしていますよね。
とても素敵なタイミングで読んで下さてありがとうございました。
このお話しを好みだと言ってもらえて嬉しいです。
ミツは金木犀に選ばれたのか、供養のお話しなのか。
この辺りは読み手さんに委ねようと思います。
こんな言い伝えのある祠があってもいいかなと思って書きました。
さて、名前の件。
丁寧にありがとうございます。
こちらこそ、読みにくい名前ですみません。
実は、よく間違われるんです。
自分でもスマホだと「鳥」なのか「烏」なのか判別がつきません。
「ことり」さんの方が可愛らしくていいなと思うので、イメージはそのままでよろしくお願いします。
~神のよりしろ~ 弐への応援コメント
小烏 つむぎ様
神と憑代の関係が温かくて。しみじみとしました。
日本の神は自然の中に宿っていると考えられていましたよね。私はその考え方が好きです。思いやりに満ちた物語をありがとうございました。
ようやく最新話に追いつきました。続きも楽しみにしております。
作者からの返信
☆涼月☆様
こちらにもコメントをありがとうございます!
私も日本の神様の在り方がとても共感できて好きなのです。
おなじ感性の方がおられて嬉しいです!
こちらこそ、お忙しい中最後まで読んで下さってありがとうございました。
また素晴らしいレビューまでいただいて、嬉しくて何度も読み返しました。
本当にありがとうございました!
~神のよりしろ~ 壱への応援コメント
小烏 つむぎ様
これ、花見の始まりと言われている風習では無いでしょうか。
以前に調べた時に、花見は元々豊穣を願う人々が田の神をもてなしたのが始まりのように書かれていたことを思い出しました(*´▽`*)
稲魂媛扮するオイネさんが、なんともほっこりさせてくれますね。
衣装の描写がとても美しくてほうっとなってしまいました。本当に物知りでいらして勉強になります!
作者からの返信
☆涼月☆様
ここまで読み進めてくださってありがとうございます!
花見の始まり。
そうそう!
そうなんです。
☆涼月☆様もご存じでしたか。
地方によって「田の神様」を自宅に招いたり、田植えの時には田んぼに居てもらったり、いろいろなのも面白かったです。
衣装にも注目してくださって、嬉しいです。
桜神は鎌倉時代の生まれ、稲魂媛は奈良前期の生まれという設定でその時代の衣装を身に着けてもらいました。
これが平成生まれの憑代なら、今時の洋服になるんですかね?
ユニクロ?
ちょっと面白いことになりそうですね。
~夢に散る花~への応援コメント
小烏 つむぎ様
どの作品もそうなのですが、この作品は特に、音楽のように流れるリズムがあって、心地よく夢の中を歩いているような、そんな感覚を味わうことができました。
このお侍さんだけではなく、娼妓の方も逢いたい人がいるのかなぁと思ったり。
戦場に赴くと言うことは、二度と会え無い可能性が高いですからね。
昔の人は、いつも命がけだったのかなと。別れは一生の別れだったかもしれないなと思いました。切ないお話でした。
作者からの返信
☆涼月☆様
こちらにもコメントをありがとうございます!
このお話しは、1枚の浮世絵から着想を得たものでした。
音楽のようなリズムを感じて下さっとのこと、ありがとうございます!
雰囲気を出したくて、最初と最後に「詩」を配したのが良かったでしょうか?
幕末には今以上に出会いも別れも重かったのかなと思います。
娼妓の人の方にも逢いたいのに逢えない人がいることに気づいてくださって嬉しいです。
裏設定で「好い人」は上野戦争で行方不明なのです。
~蓮の糸~への応援コメント
小烏 つむぎ様
とても優しいお話でした。
自分が辛い時で、他を思いやる心を持つことは本当に難しいですよね。
余裕があればできることがができない。でも、この女性はそれが出来たのですね。
一人でも救える魂があることを、御釈迦様が喜んでくれるでしょう。
地獄へ落ちても、どこに居ても、あきらめずにいられることも大切なのかなと思いました。
作者からの返信
☆涼月☆様
引き続き読んで下さってありがとうございます。
名作『蜘蛛の糸』は誰も救えなかったのが残念だったので、こんなお話しを考えてみました。
優しいお話しと言ってもらえて嬉しいです。
どんなところにいても、見てくれている人はいるはずという思いを込めました。
読み取ってくださってありがとうございました。
~時の旅人~参への応援コメント
小烏 つむぎ様
自分のあの時を変えることができたら……彼は生き延びる方法を見つけることができて良かったです。
ラストの物語も切ないですね。自然災害は年々増えていますからね。
少しでも災害を避けることができるように、記憶や知恵を残しておかないといけないですよね。
素敵な物語でした。
作者からの返信
☆涼月☆様
このエピソードを最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
たくさんの人が「もし、あの時」と思いながら生きているのではないかなと思います。
特につらい思いを経験した人は、「あの時こうしていれば!」と思わずにはいられないのではと。
震災も、水害も、その時の思いを忘れずに伝えていけたらいいですよね。
たくさんコメントをくださって、ありがとうございました。
~時の旅人~壱への応援コメント
小烏 つむぎ様
まさかまさかの転生物! でも、これ、本当に思いますよね(笑)
実際の転生先は、現代では考えられないような恐ろしいところだろうなって(;^_^A
戦場なんて絶対耐えられません(゚Д゚;)
頭の中将ならいいんじゃないのかしら。こちらもモテモテですよね(笑)
作者からの返信
☆涼月☆様
コメントもたくさんありがとうございます。
転生物を読んでちょっと気になったものですから(☆涼月☆様も思われますか?)、こんなものを書いてみました(〃艸〃)
暖房もなく、黄色い古米、布団は藁。
夫、息子は兵に取られ、戦場となったら我が身の貞操も危ない。
調べていたら悲観材料しかない。
さて、平安貴族の生活はどうでしょう?
~急がば回れ~への応援コメント
小烏 つむぎ様
とても面白かったです。いや、もう臨場感が凄くて。
実際に自分も宿場の間を歩いて、食べて舟に乗って。そんな体験をさせていただきました。時代も地理もきちっと落とし込まれていて、素晴らしいです!
その上、人物像が楽しい(*´▽`*)
弥三郎さん、なかなかに商売上手。でも、相手を気持ちよくさせて、相手から来たいと思わせることが自然とできる方なのですね。でも、それも七右衛門さんというしっかり者がついているからこそ。二人のコンビがとても丁度良かったのでしょうね。
読み応えのある作品をありがとうございます。
作者からの返信
☆涼月☆様
たくさん読んで下さって、ありがとうございます!
この話は、実際中山道を徒歩で走破された方の記事を読んで着想を得たものでした。
なので臨場感があると言ってもらえてとても嬉しいです!
そしてモデルになった「もぐさ屋」さんは今も京都で商売をされています。
新しく京に進出して成功するなら、こんな二人なのかなと思って楽しく書きました。
いつも嬉しいコメントをくださって、ありがとうございます。
~神のよりしろ~ 弐への応援コメント
そういうことなのですね。
代がわり。そう言ってしまうのは簡単ですが、若い頃よりずっと、山の神様の憑代であった桜が何百年とそのお役目を果たし、
次の代にその役目を譲るのですから、これは本当に大きな代がわりです。
でも、こうやって、ずっと、その地域に豊穣をもたらさしてきたのでしょう。山の神をお迎えして。
人々が神を敬い、一生懸命に働き、賑やかで、明るく、そんな土地だからこそ、神も喜んで、毎年来られているのでしょうね。
老木を失うのは寂しいことですが、その後継ぎが育っていることに安心しますね。その桜がまた大きく育って、満開の花を咲かせる様子を見てみたいなと思いました。
面白く、美しいお話でした。
作者からの返信
緋雪様
読んで下さって、ありがとうございます。
神様の憑代の交代は人には知られないだけで、長い年数ではあちこちであったのでしょうね。
この桜の木も300年余りの役目を無事に終え、満足して代替わりをしたのだと思います。
若木が大きくなって満開の花を咲かせる様子が見たいと思ってくださって嬉しいです。
「木」の反抗期ってい何歳ぐらいなのでしょうね。
稲魂媛に反抗する、ヤンキー桜をちょっと想像してしまいました。
~神のよりしろ~ 弐への応援コメント
こんにちは。
美しい民話を読むような心地で読みました。
神様と憑代の関係が、厚い信頼と共感で結ばれた主従や師弟のようでもあり、また親愛深い家族や親友のようにも感じられますね。
作者からの返信
久里琳様
読んで下さってコメントもいただけて、ありがとうございます。
神と老木なので人間の男女の愛とは違うのですが、お互いにお互いをかけがえのないものと思いあう存在というところを感じてもらえて嬉しいです。
~神のよりしろ~ 壱への応援コメント
最初、出迎えられた時の媛様のイメージを、着ているものから勝手に細くしなやかな指、透き通るように白い肌、細面に華奢な体つき…と思っていたのに。
次の瞬間、いきなりふくよかになってしまいました(笑)。
でも、そうですよね。豊穣の神は、ふくよかでなくっちゃ♪
古く昔から咲いている桜は、この辺りの豊作の神をお迎えする者でしたか。
きっと、皆がこの桜を愛で、だいじにしてきたのでしょうね。
にこにこと、皆を見守っている顔が見えるようです。
作者からの返信
緋雪様
こちらへもおいでくださってありがとうございます!
まん丸な豊穣の媛様は、実は当初モデル体型だったのです。
でも豊穣の神様が痩せているというのはなぁと、まん丸になりました。
このあと「子育て(稲作)でめっちゃ痩せられます。
子育ても農業もこんくらい大変でしたよねぇ。
このあと、媛様の決断もありますので、「弐」のほうもよろしくお願いします!
(同時公開しています)
今某国営放送で、南日高の自然を紹介していました。
厳しくも美しいですねぇ。
~神のよりしろ~ 弐への応援コメント
素晴らしいですね。
まるで。
文芸部のクラブにいるよう。
楽しい。
文字のやり取りが。
幸せの時を紡ぎます。
作者からの返信
進藤 進様
こちらへも来てくださって、ありがとうございます。
文芸クラブ!
確かにそんな感じですね。
あと、文通仲間でもある様な気がします。
コメント欄と作品とで会話をして、楽しいですね。
最後になりましたが、お星さまをありがとうございます。
こちらはなかなか進まないのですが、頑張ります!
編集済
~夢に散る花~への応援コメント
新月の夜に桜吹雪の中に居ればもう逢えぬ人に逢える。この口承はなにを暗示しているのだろう。
始まりと終わり。新政府と幕府。西洋文化と日本の文化。新と旧。諦念と期待。
巨大な権力闘争に巻き込まれるしかなかった人々。思い人と引き裂かれた人々。桜の木を薪にして焚かざるを得なかった人々。
しかし時代に翻弄されながらも健気に生きる人々。
艶やかで切ない描写の中に逞しさも感じとれるような素敵な作品でした。
面白かったです。
作者からの返信
乃々沢亮様
こちらも読んでくださって、ありがとうございます!
舞台となったのはちょうど全てがひっくり返ってしまった時代。
新しい時代を作った側にも、抗った側にもそれぞれの正義と、思惑と打算があったんだろうなと思います。
深く読んでもらえて、面白かったと思ってもらえてとても嬉しいです!
コメントをありがとうございました!
~夢に散る花~への応援コメント
『慶応4年(明治元年)12月15日(新暦1969年1月27日)』
新暦1869年でしょうか?
落風!
そんな呼び方があるのですね。
新月の夜、まるでそれも、新政府との戦いを暗示してますね。
しかし、その暗闇の中、まだ闇の中の日本、そこから始まる新たな人生。
恋人という事ならば、それは桜花の祝福を受けての、新たなる幸福への始まり、であって欲しい。
このお姐さん、いや、当時の娼妓達には、花魁の文化を色濃く受け継がれたオンナ達も存在していた。
函館とかは、特に、そういうオンナ達が確かに居た。
自分の身体を売ってるだけと思ったら間違いだろう。
ちょっとしたお座敷芸を披露していたかもしれない。
だから、そんな世間の下層のオンナでも、このくらいの歌を知ってる。
なんか、当時の女性の良さを見る想いがして、なぜかしら、訪れるであろう嵐の前の泡沫の夜に、しっとりと、闇の閨の中が温かく濡れた心持ちとなったのではと思うお話でした(๑˃̵ᴗ˂̵)
作者からの返信
風鈴様
年号の指摘、ありがとうございます!
先ほどしれっと直してきました!
この時代妓楼の娼妓たちは文化の担い手だったのでしょうね。
苦界に居ても何か矜持を持って生きていたんじゃないかと思います。
そんなオンナたちは、どんな心持でオトコを抱きしめていたのでしょうか。
とても深くて素敵なコメントありがとうございます!
~夢に散る花~への応援コメント
艷っぽいのに、切ないお話ですね。
新月の夜に桜の下で逢えるのは、
「確かな」人とは限らねど、
ぼんやりとした半月の桜の下には、
夢であれども、逢いたかった人。
夢であれども…ですね。
落風が愛しい時の香をほんのりと放ちながら、
桜を降らせている様を思い浮かべて、
女も切なくて寂しいけれど、
男もそうなのだなあ…って、
当たり前のことをしみじみと思いました。
綺麗で、とても綺麗で、切ないお話でした。
作者からの返信
緋雪様
とても素敵なコメントをありがとうございます!
このお話は、ある版画(薄暗闇の土手に花吹雪の桜並木。紅色の空に半月)を見て書きたくなったものでした。
こんな時間なら、この世にもういない逢いたい人を呼べるんじゃないかなと。
おそらく今現在でもウクライナ、ロシアではこんな思いをしている二人がいるのではないかなと思いました。
~時の旅人~参への応援コメント
転生が物語でなく現実世界で可能ならば・・と真剣に考える人もいるでしょうね。
異世界、転生、ファンタジー、童話、昔話・・・等々のお話が人を惹きつける訳はそんなところにあるのでしょうか。
戦国武将はいつの時代も男の人の憧れですし、光源氏のようにモテモテになりたいなどは永遠の憧れで・・
それらは誰もが憧れるけれど、やはり転生3番目が一番良かったかなぁ。
本当の愛情発見?という大切なおまけつきのように感じられましたから私は好きです。
3つの選択で「楽しみ盛り沢山コース見学」をさせてもらったような思いです。
俺君、とても楽しいコースに連れてってくれて有難うございました。
作者からの返信
@88chama様
ここまで読んで下さってありがとうございます!
もしも…は、いろいろなお話しの「素」になるのでしょうね。
3番目の転生が好きと言ってくださってありがとうございます。
どんな人生にもドラマがあり、悲劇があり、喜びがあるんだろうなと思います。
「俺」はそれを「お試し転生」で知ったのだと思います。
このお話しを楽しんで下さってありがとうございました。
編集済
~恋文~への応援コメント
素敵なうたです。
文字が川になって流れて、
恋文が、こちらへと流れてくる様が見えるようです。
海の底の魂という言葉を、
小烏さんが、どんなイメージを描いて選ばれたのだろう…
そう思いました。
私には思い当たる風景があって、
凩の吹く頃に、
その魂がふと水面を見上げる時、
沢山の恋文を見つけては、
静かに喜んでくれればいいな、
そんな気持ちで読ませて頂きました。
忘れないでいてくれてありがとう。
海の底からそう聞こえました。
作者からの返信
緋雪様
素敵なコメントをありがとうございます!
とても心に響くコメントで、簡単には返信できず、何度も読み返しました
海の底に眠るのは、読んだ方の自由な感性に委ねようと思ったのですが
私が思ったのは例えば
近いところでは、
東日本の震災の犠牲者であり
十勝沖地震の犠牲者であり
また船の事故で海に沈んでしまった人々であり
遠くは、
壇之浦に沈んだ源平の武士、水夫であり
また
死して深海の生き物を支える鯨だったりします。
陸を恋しく思い出す全ての魂に恋文が届きますように。
~恋文~への応援コメント
凩が届ける恋文、ということでしょうか?
私は、この詩を読み、金子みすゞを想い出します。
みすゞの自然をヒトに例える感じ、そして山と海、それらが平明に語られる感じ。
みすゞは、それを物悲しく、理不尽に翻弄されるモノとして書く事が多かったけど、この詩のように(どう懐かしく想うのかとか)、読み手に想像させる余地を残し、読後、何らかの情景が心に残るのは同じ。
恋文、それは男女の情愛を示すだけのモノではなく、自分の故郷や思い出、かつて愛したモノに対しても成立するリリックなのだ、そしてそれは自分の魂に繋がるモノ。
海の底の魂。
わだつみの声。
命あるモノが還る場所、わだつみの底。
そんな連想をしながら、私は、仏壇の供物の饅頭を食べる。
堅く密閉され、保存の効く仕様は、線香の香りから中の饅頭を守る。
ふと、私は、海の底の魂も、実は深海の底の底にある為、そこは静謐が保たれ他の世界と隔絶した閉鎖された領域にあるのだと思い至り、そこへ落ちて行くモミジ葉の紅い色、紅葉した黄色い色などの絢爛なる色景色が、その深海の、この饅頭のようなアンコクに、ユラユラと落ちて行き、その暗黒に呑み込まれ、同一の色となって行くのを見た気がしたのだった……。
作者からの返信
風鈴様
こちらにもおいでくださってありがとうございます!
素敵な感想と分析。
ありがとうございます!
〆が仏壇の饅頭なところが、風鈴さんらしくて楽しいです。
最後の一節。
>ふと、私は、海の底の魂も~
詩への返信のように感じられて、嬉しかったです。
最後になりましたが、レビューのお星さまをありがとうございました。
励みになります!
~時の旅人~参への応援コメント
風流な時津風という言葉と、転生というファンタジーがどう組み合っていくのか興味深く拝読いたしました。
お試し転生先の描写、出来事がリアルなので設定はファンタジーであっても、とても現実感がありお話しに入り込みました。
ヒーローの武将になりたい、モテる貴族になって優雅に暮らしたい。わかるわかる。でも、俺(洋平)の最後の選択は愛でしたね。よかった。
面白かったです。
作者からの返信
乃々沢亮様
こちらはもコメントをありがとうございます。
面白いと言ってもらえて嬉しいです。
転生物を書いてみたい&「その時代」のリアルについていけるかな?と思って挑戦してみました。
洋平はまだ中二ですが、転生を経験したことで「今」がとても大切の時間の積み重ねだとわかってもらえたのではと思います。
また、お星さまもありがとうございます!
とても励みになります!
読んで下さってありがとうございました!
~急がば回れ~への応援コメント
なるほど、道中のではなく商売の急がば回れですね。
販促品と広告宣伝を機を見て投じる、って現代用語でいうと味気ない…。
弥三郎は商才があるのでしょうが、根本には「みんな大層喜んでくれた。いいことをしたよ。」という気持ちを持っているところが一番なのでしょう。清々しい気持ちになりました。
時代考証をずいぶんと勉強なさったのだろうと拝察いたします。物語に深みとリアリティを感じ没入できました。
作者からの返信
乃々沢亮様
読んでくださってありがとうございます!
結局商売って現代も昔もあまり変わらないのかもしれませんね。
そうなんです。
「急がば回れ」仕事のやり方にもかけてみました!
楽しんでいただけたようで、とても嬉しいです!
~金木犀の嫁取り~への応援コメント
和の雰囲気が素晴らしかったです。
そうそう、日本は金木犀に雌木はないんですよね。
農村どころではない嫁不足にあえぐ金木犀たん!
あ、話は変わりますが、こういう時代劇テイストで声劇台本書いてみませんか?
ちょっと、ボイスアクターさんたちに推薦したくなりまして。
作者からの返信
江山菰様
たくさん読んでくださって、ありがとうございます!
金木犀の嫁問題、ご存知でしたか!
私は調べるまで知らなくて、何て気の毒な!と思いました!
さて、声劇台本のお誘い、ありがとうございます!
評価いただけてとても嬉しいです。
面白そうですね!
問題は、台本というものを江山様の作品で初めて知った状態なので、どうすればよいのでしょうか?
~東男と京女~への応援コメント
先の移り変わりと時の流れが早くも緩くも感じられて、時間の尊さが浮き彫りになるようでした。
互いの形見がこのように役割を果たすのは、とても素敵です。一縷の望みが繋がった時、お二人の間にあった糸がピンと張ったように感じました。
作者からの返信
蒼翠琥珀様
朝早くから読んでくださって、コメントを書いてくださって、ありがとうございます!
今回の「花信風」は季節の花を咲かせる風とのことでしたので、風が吹くごとに深まる二人の関係を辿ってみました。
二人がお互いに渡した形見の品に注目してくださってありがとうございます!
友三郎は袴を穿く身分でなくなったとき、根付けを小袋にいれて首から下げ慣れない作業をしていたのだと思います。
2つの品がまたそれぞれの持ち主の元に戻って良かったです。
~東男と京女~への応援コメント
めちゃめちゃ一生懸命食らいついて読んでしまいました(笑)。
身分がどうあれ、生まれ育った国がどうあれ、恋い焦がれる気持ちは正直で。
波乱の世を、その恋を貫いた二人の絆は、より一層強いものになるでしょう。
トモも、ととさまが帰ってきてくれて嬉しいでしょうね。
最初はかかさまの後ろに隠れて、恥ずかしがって様子を見ているけれど、両親の仲の良い様子に、これが「ととさま」というものかと、段々と自然に親子になっていくのでしょう。目に見えるようです。
三人の傍を、優しい花の香りが風に乗せて、また、通っていくのでしょうね。
素敵なお話でした。
作者からの返信
緋雪様
いつもありがとうございます!
食らいついて読んで下さって嬉しいです。
力強い応援団に、友三郎もウメもトモも喜んでいると思います。
三人の新生活は静岡の茶園。大変な茶農家生活ですが、ウメは元々農家の出なので酒井家の中で一番の働き者になる気がします。
今後は花の香りにお茶の香りが加わった三人の物語りになるのでしょうね。
最後になりましたが、お星さまとレビューをありがとうございました!
とっても嬉しくて、何度も繰り返し読んでしまいました。
編集済
~金木犀の嫁取り~への応援コメント
こんにちは。金木犀、良い香りですよね。日本には雄木しかないと、私も初めて知りました。
二つ目の選択肢、「コノ木ニ宿ル」はそのような意味だったのですね。
洪水は人の暮らしや生死に様々に影響を及ぼしますが、大地に養分をもたらすとも考えられます。
独り佇んでいた金木犀に寄り添う存在となったミツさんも、この地で金木犀が実を結ぶ礎として生まれ変わった。
そのように感じられました。素敵なお話をありがとうございます。
作者からの返信
蒼翠琥珀様
こちらへもおいでくださってありがとうございます!
私も金木犀に雌木がないとは知りませんでした。
なのに毎年毎年雄木は花を付けていたのかと思うと気の毒で、このお話しを作りました。
「木ニ宿ル」の意味にも気づいてくださって嬉しいです。
読んでくださってありがとうございました。
~金木犀の嫁取り~への応援コメント
小烏 つむぎ様
ちょっと不思議な物語ですね。私はミツさんが金木犀の雌木になったとわかったのですが、加筆後なのかしら?
金木犀は雄木ばかりと言うのは知りませんでした。
雨がだんだん強くなっていく様子を肩口の着物の色が濃くなる様子で表現するなど、とても美しいです。
優しいミツさんを見ていて、金木犀も恋をしたのかなと思いました。
作者からの返信
涼月様
こちらへもようこそおいでくださいました。
はい(小さい声で)
加筆した後と思います。
私も金木犀が男木だけとは知りませんでした。
日本中のあちこちでいい香りの花でみんなを楽しませているのに、気の毒すぎると思い、今回の話しとなりました。
金木犀はいつも泣きに来るミツが気になっていたんだと思います。
洪水で命を失うのなら、共に生きていかないかという金木犀のプロポーズという設定になっています( *´艸`)
雨の降りかたは工夫したところなので、目に止めて下さって嬉しいです。
素敵なコメントをありがとうございました。
~時の旅人~参への応援コメント
わああ、とっても面白かったです!
軽い若者の転生チャレンジかと思いきや、最後には家族愛に繋がって……!
平安時代、うん、臭いですよねきっと。彼はいい経験をしたと思います(笑)
転生先に自分も選ぶことができて、良かったです!
素敵なお話をありがとうございました(*^-^*)
作者からの返信
鐘古こよみ様
こちらにもおいでくださって、ありがとうございます!
カクヨムでも転生は巨大勢力ですが、実際過去に転生したらどうなんだろうな? とリアルを追求してみました。
楽しんでもらえて嬉しいです。
コメントをありがとうございました!