神話のような、おとぎ話のような、心温まるファンタジー

初めは情報が少なく、一体どんな物語なんだろうと探るように読み始めました。

穏やかで、ふわふわした、どこか浮世離れしている、ふわふわした、おとぎ話のような世界観。

物語が進むにつれ、登場人物にも強く感情移入していき、どんどん好きになっていく。Webよりも紙の本で読んだほうがしっくりきそうな風合い。

人物たちは、どんな状況においても、それぞれが自分らしくあって、それが時に可笑しくもあり、この作品の魅力になっています。

隆と駿太郎のコンビ、そして個人的に銀月梠がすごく好きでした。なんだかんだ言いながら優しい。ツンデレなのか。

神々は、孤独で、どこか寂しそうで、本当はみんなと一緒にいたいんじゃないかと思える。寂しがり屋の神様って、萌えますね!

夜寝る前にベッドの上で読んでいたい、純粋な心のファンタジー。

その他のおすすめレビュー

さかたいったさんの他のおすすめレビュー537