【KAC202211】愛している推しが死んだ

作者のKAC2022作品を通して読んでのレビューです。

お題ごとにジャンルも変わり、それぞれがきちんと締められていて読み応え抜群です。
一方、一貫して現れる全てのエピソードタイトルが、何度も何度もたたみかけるように読者へのメッセージを届けてくれます。

平和への祈り。

この作品群に詰まっている、たくさんの「こうなったらいいのに」。
短い作品でも、誰かの言葉に響けば、作品が生まれなかった世界とは必ず違う世界が待っています。

一刻も早く、祈りが届きますように。
そう願わずにはいられません。

そう来ましたか！
書きたかったミステリー風のヤツですね(๑˃̵ᴗ˂̵)

作者様は、KACの全作品に一貫して平和を訴えて来られ、このお話が最後のフィナーレとなりました。

でも、彼女の平和への想いを乗せた作品は、他にも連載されており、これからも、その想いは変わらないでしょう。

カクヨムに来て３ヶ月の彼女が、声を張り上げている。
なんて行動力なのだろう？

次から次へと平和を呼び掛ける彼女に、彼女よりはカクヨムで書き、読んで過ごした時間の多い我々が、ぼーとして無関心のままで良いのだろうか？

我々には、チカラが無いし、どうしろと言うのかと思っているあなた！

モノを書く者、読む者、それしか武…続きを読む