僕の友達は。

 主人公の僕には、友達がいない。いつも一人で、教室の片隅にいる。まるで、透明人間みたいに。クラスメイト達は、一人一人の生徒に支給されたタブレットに夢中だ。正確には、タブレットの中に存在するAIと話して、楽しんでいる。
 そんなクラスメイト達を、僕は見下していた。しかし、ひょんなことから、僕もAIと話しをするようになる。しかし、相手はAIだ。だから……。

 人間の心の隙間を突いてくる。
 優しさと寂しさが共存している作品です。

 是非、御一読下さい。

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