概要
私たちの未来はいつだって、どこまでだって、広がっている
【KAC2022 5回目のお題「88歳」の応募作品です】
とある村の役場に勤める高良香織の仕事のひとつは、木曜午後に村内でひとりぐらしをする高齢者を訪問し健康状態を確認することだった。
しかしそのひとり、柿坂哲司は気難しい性格で以前から訪問を拒んでおり、高良はどうしていいか悩んでいた。
ある日、高良は柿坂が間もなく88歳をむかえること、そして村から米寿の記念品が彼に贈られるを知り――
とある村の役場に勤める高良香織の仕事のひとつは、木曜午後に村内でひとりぐらしをする高齢者を訪問し健康状態を確認することだった。
しかしそのひとり、柿坂哲司は気難しい性格で以前から訪問を拒んでおり、高良はどうしていいか悩んでいた。
ある日、高良は柿坂が間もなく88歳をむかえること、そして村から米寿の記念品が彼に贈られるを知り――
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