概要
【完】八十八歳を迎えるのが寿命とされる、うさぎの国物語!
◆アキュータ国の美しいうさぎ、イスタンは、八十八歳の寿命を気にしている長老だ。
白いお茶を飲んでいた所へ、メメーナが花を摘みに行くお誘いをする。
二人は、カピバラに乗り、泉の畔まで来た。
◆よろしくお願いいたします。
白いお茶を飲んでいた所へ、メメーナが花を摘みに行くお誘いをする。
二人は、カピバラに乗り、泉の畔まで来た。
◆よろしくお願いいたします。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!老ウサギと命の花
まず88歳のウサギという設定がファンタズム溢れていて素敵だなと感じました。そして冒頭にわざと(…なのか、そうではないのか)置かれている『雄々しい』の形容詞。これは普通、文字のイメージから男性に対して使う言葉だと思われがちですが女性に対して使用しても何らおかしくはありません。作中でイスタン(88歳のウサギ)の性別は描写されていませんし、老人言葉なので特定し難いのですが、そこもまた想像の海に入る助けとなっています。さて短編なので話自体はコンパクトなのですが、作者の言いたい輪廻転生、再生などの要素がブランディの花(ブランデー色の花。バラなどの品種改良種とでも思ってください)というアイテムを出すこと…続きを読む