今、現実に起こっている戦争。血の味のしない自由は求められない物なのか?

黙っていれば誰かを傷つける事も自らが傷つく事もない。だからそれが一番賢いことなのかもしれない。だけど、黙っていては何も変わらない。
血を流さなければ自由を得ることが出来ないなんて、今この世界の出来事だとは思い難い。だけどそれは今、現実に起こっている事。

目を背けないで。
血を流さなくてすむ一つ一つの小さな行動が「無」ではないと信じたい。自分に出来る事は何? それを形にした私が尊敬する物書きさんの魂のこもった作品です。
誰もが読みやすい五千字にも満たない物語の中に凝縮された思いが詰まっています。

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