真実を探し求めて　 ～恋愛資本主義経済社会～　(限定公開)

第二の『The Catcher in the Rye』と言ってもいい作品！　今作は著者が大学院生時代に修士論文として研究した作品、J.D.Salinger『The Catcher in the Rye』(1951)を元に、大人社会である資本主義経済社会の虚構性を指摘し権力論から紐解き、書いた小説です。27歳男の主人公、誠人が世の中に生きづらさを感じ心の中で葛藤します。彼は資本主義経済社会という虚構世界の中で真実というピュアな存在を求めます。彼の見つけた真実、それは愛でした――。2013年著。著者27歳の時の作品。舞台は愛知県。全8章、原稿用紙108枚の短編小説。他に類をみないテーマを扱っている小説です！
登場人物
月島誠人…主人公。27歳男。愛知県にある自動車部品工場を退社し自分の生きる道を…続きを読む