絵を描く動機。そして愛。それと虫。

主人公は芸術と向き合うことで生きている女性。不幸すら糧として描き続ける彼女が愛に出会って……でもこの作品はそれだけじゃないんです。
女と男を結びつける、あるもの。
狂気に落ちていきつつも終始淡々とした語り口。
ぐいぐい引き込まれます。
説明できないので、ぜひ読んでみていただきたいのです。

ただし、全編虫注意!
注意報どころじゃなく、虫特別警報レベルです!

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