私事
私事――ヒロインの行動に怒りを覚える?
―――近況ノートにて、2022年2月21日に投稿。
四十年前半の映画―――カサブランカ。
失恋の果てに、戦争の嘆きと哀しみを忘れられる酒場―――闇カジノを経営する主人公に、フランスで出会い、そして別れた女がやって来る。それも、他の男と共に。
この時点で何がしたいんだと聞きたいかも知れませんが、更なる展開が怒りを呼びます。なんとヒロインが主人公に助けを求めるのです! ネタバレにならない程度で説明しますが、フランスでの別れには深い理由があり、戦況を変える重要人物の男を無事にカサブランカから逃がす計画を立てていました。
しかしもちろんの事、主人公は拒否します。「今更なにを」としか言えません。
とここで、ある事を思い出しました。
近年、ヒロインの主人公に対する否定的、及び過激的な言動や行動に怒りを覚える人が多いと。(自分の勝手な解釈です)
個人的に、勝手な行動をするヒロインやサブキャラは大好きです。自らの、独特の意思で動いているのを視聴していると、主人公とのコントラストが明白としていて「この人はこういう事をしたんだ」という印象が残ります。カサブランカがまさにそうです。
※あくまで個人的な意見です。
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