創作メモ&参考資料

《創作メモ》

 中高生の頃、クラスに一人ぐらいは不登校の子がいた。その子たちとはほとんど面識なかったが、彼らは逃げて不登校なのか、それとも自分を守るために不登校なのか、どうしてその選択肢をしているのかと思っていた。


 楽な方へ逃げているようにも見えるし、逆に行かなくなって勉強やクラスの雰囲気に付いていけなくなったらと思うと、自分にはできないな、強いなとも思っていた。


 今回の三題噺のお題の『三十六計逃げるに如かず』を読んだ時、その時に思っていたことを思い出した。逃げるというのは弱いように見えて、強さもある行為のような気がするのだ。とらえ方は本人の生き様次第なのだろうと。


 そんな弱さの表裏一体を今回の小説で表現できればなあと思って書きました。主人公京介で表現したいのは弱さとその裏側にある強さ、そして浮かび上がらせるために対比として双子の姉、麻友子というキャラクターを配置しました。


「一宮さんの小説やエッセイにはアホな男は出てくるけど、アホな女が出てこない」

と作家仲間に指摘された。自分では気が付かなかった。確かにわたしの描く女性って、気が強くて賢そうな人が多いような…。麻友子ってまさにそうだよなあ。うーむ、キャラクターのバリエーションはこれからの課題だ。


 また、今回のお話で出てきた二木の話はほぼほぼ実話です汗。「き〇たまついてんのか!」はわたし以外の男性社員に浴びせていましたね。男性からしたらかなりきつい暴言だろうと思ってました。

 これは退職後に知ったのですが、自己愛性パーソナリティ障害という人格障害がかなり二木のモデルになった人物の特徴に似ていました。もしご自身や周りの人が二木のような異常に怒る人物に出くわしてしまったら、一回「自己愛性パーソナリティ障害」について調べてみてください。あてはまるようなら逃げることをおすすめします。


※ 不登校について上では部外者の率直な意見書きましたが、心が傷ついていたり、死にたくなるようなのであれば行かないことが得策だと思います。三十六計逃げるに如かず。



《参考資料》

『心にトゲ刺す200の花束―究極のペシミズム箴言集』エリック・マーカス著 島村浩子訳 祥伝社 2004年

 なお、男性が自分の弱さを詫びる~の名言はアメリカの実業家ロイス・ワイズの言葉です。


『企業で起こるパワハラ問題について』家永勲

最終更新日:2021/10/25 公開日:2020/11/17

https://xn--alg-li9dki71toh.com/roumu/harassment/power-harassment/


『【ルポ】僕がパワハラ地獄のブラック企業を訴え、勝利するまで』工藤ダイキ

2017.01.26

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/50708?imp=0



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ウィークネス 一宮けい @Ichimiyakei

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