新しい発想と物語、真似していきたい

 まず、世界観が現実の地球に新たにファンタジー要素が加えられた形となっている。
しかし、異世界からやってきたという感じではなく元からそこにいたという物だ。
この考え方は他の小説では見られるものではない。やってくるのではなく元からいたという新しい概念。
 では、ストーリーはどうか。
基本的には会話のみで成り立っているがこれがすごい。小説を書いたことがある人ならわかるがキャラクターに会話を続けさせていくのはとても難題である。
 意味のない会話を織り交ぜてしまい、読み手に気怠さを与える結果になってしまうことが多いがこの小説は何か意味があり、着実にストーリーが進んでいると感じる。
 自分の小説を右に置き、この小説を左に置きながらストーリー構成を真似して生きたいと感じさせられた。
 今後、私の小説を書く手が止まったらまた、この小説を振り返るだろう。

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