お祓いはディナーの後で

ご縁があり、この物語に出会いました。

本作は大学生の主人公が、カフェバーでバイトしている中で、店長が副業で『祓い屋』をやっていることを知る所から物語が始まります。
しかも彼、霊力も霊感も全くないが為に、呪われようと祟られようと全くノーダメージというある種の特異体質だったんです。お陰で、霊が荒れ狂っている中でも平然と動くことができるという、ある種の無双状態でした。その代わりに、霊とのカッコ良い戦闘シーンすらも見ることができません……なんてこったッ!

しかし、これがまた面白いんですよ。霊感ゼロの彼だからこそできるお手伝いがあり、それがまた物語を盛り上げてくれます。また、彼は店長によって体よく利用されており、笑いすら誘ってきます。とある場所では、「おい、店長(笑)」と思わずツッコミを入れてしまいました。まさに、この発想はなかった、というやつですな。毎話毎話、何故か一番ボロボロになっている彼に、敬礼ッ!

他の皆様も、是非読んでみてくださいッ!

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