水の蜂。それは幻の種族。追い求めた先にあるものは……?

砂漠の国にはかつて、『水の蜂』と呼ばれる種族が存在していた。
水を産み出し、人々に水を与えていたというその存在は、およそ数百年前に滅びたとされている。

この水の蜂はタイトルにもなっていますので、とても重要な存在です。
読み進めれば進めるほど、不思議な世界へ誘われます。

その幻の種族の痕跡を追いかける3人がメインキャラクターです。

水の蜂の学者・チャッタ。
フードを常に被っている生意気な少年・アルガン。
とても綺麗な瞳を持つ無口な青年・ムル。
そして、モフモフもおります!

すごくですね、クセが強いです(笑)
だからこそ、一緒に水の蜂の謎を追いかけている気分で物語を楽しめます。
みんながみんなかっこよく、そして抱えているものがあります。
3人の絆が、バトルや旅の描写で現れていて、胸が熱くなる作品でもあります。
彼らの謎も解き明かされるのがとても楽しみです。

ただいま公開されているのは第四章まで。
砂漠の国が舞台の異世界歴史ファンタジーですが、世界構築がしっかりなされているので、どっぷり浸かれます。
皆様も是非、彼らと一緒に水の蜂の真実を追いかけてみて下さいね。

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