宇宙に昇る

　「最後の一文」が「ものすごくいい」短編です。ロケット部とかいうと「なんか難しそう」と感じちゃいますが、大丈夫です。ロケット部、部としてロケットいじくってないですものｗ

　これはですね。男女の、なんというか、そこはかとない「恋」といっていいのかな？「恋未満」なのかな。そんな「心情」の「男女」の話になります。とにかくヒロインがミステリアスな感じがして、とても魅力的なんですよ。

　青春時代、男女では色々な事が語られます。そして、色々な思い出ができます。そして、その思い出は、どこにいくのだろうか？　そんなことを考えさせてくれる「短編」です。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（205文字）

宇宙にロマン。
これを感じる方も多いことだろう。
主人公の高校生、瑠奈もその一人。
それもあり天文部への入部をと思うものの、気が付けば彼女が所属していたのは虎惑（こわく）という恥ずかしがり屋の先輩しかいない「ロケット部」。
二人が行うのはロケットに対する活動ではなく、とりとめのないおしゃべりがあるのみ。
共に過ごす時間は、二人だけの部活動は彼女を、彼女達をどこへと誘っていくのか。
不思議な世界観のお話、あなたも楽しんでみませんか？