ラストをどう読むか?

宇宙に憧れる主人公が天文部のない高校に入学した。
彼女は『ロケット部』の門戸を叩き、唯一の部員『虎惑』と知り合う。

虎惑と過ごした高校生活は彼女にとっての救いであり癒やし。

しかしラストでこれらが全て主人公の回顧であることが明かされる。

言葉の節々に散りばめられたヒントから物語をどう帰結させるのかは読者次第。

タイトル宇宙に昇るをどう捉えるかが鍵となる。
ぜひ読んで、自分なりの解釈を見つけてほしい。

その他のおすすめレビュー

仁科佐和子さんの他のおすすめレビュー675