SFやサスペンス要素も含んだのめり込み作品!

ファンタジーでありながら本編に出てくるキーワードにはSFやサスペンス要素もあります。
女神がいて、妖魔がいて、人は生きるために妖魔と戦わざるを得ない人間の心理描写、特に女性キャラの機微な心の動きは秀逸です。
一方で人間の持つ本質的な恐ろしさも描かれており、その辺はファンタジーでありがちなごまかしもなく、現実的であったりします。

さらに戦闘部分は映像を見ているかのような気分にしてくれます。『エイリアン』『ウォーキング・デッド』等、近未来サバイバルがお好きな方には打ってつけです。

この先、本格的な妖魔との戦いに入っていきます。怒涛の展開にさらにのめり込むこと間違いなしです!是非とも一読してください。

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