妖魔が闊歩する大地で、読者は魔法の言葉に幻惑される

終末世界とも言えそうな、妖魔の襲撃におびえながらコロニーの中で僅かな人々が生き残っています。
主人公は非力な女子高生ですが、仲間や女神の助けを受けながら、世界の謎・人間関係を解き明かしていきます。

序盤は終末観漂う世界のリアリティを感じつつ抱いた謎が、終盤に明らかになっていく流れが非常に秀逸で、他には見当たらない世界観が展開されています。

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