山と神話生物だけがトモダチさ!

本作は現代の日本を舞台として、孤高の登山家と奥地に潜む神話生物との邂逅を描いたシリーズの第2弾です。

前作では辛くも房総半島に潜むシィヤピィェンの難から逃れた主人公でしたが、その後はクトゥルーの呼ぶ悪夢に苛まれていました。
そんな彼のもとにミスカトニック大学出身の怪僧が姿を現したとき、新たな狂気に迫る登山が幕を開けるのでした。

日本の身近な山々とクトゥルフ神話を結び付けた作品で、今回は丹沢山系が舞台となっています。
登山好きにも暗黒神話体系が好きな方にもお薦めの作品です。

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