とんでもない世界に引きずり込まれてしまった

自分にはこの作品に登場するヒロインのような趣味嗜好は無い。
だから、読み始めは遠巻きから距離を取って見ていたと思う。
ただ読み進めていくうちに、ヒロインの言っていることや、やりたがっている事に違和感が無くなって、むしろ魅力的なものなんじゃないかと思えてくる。
夢の中のような世界から現実に引き戻された時にようやく自分がヒロインを至近距離で見ていたのに気付く。

再び距離を取るも、ヒロインの狂気や異常性が美しくて、読み終えた今は取り残されたような気分でいる。この作品はヤバい。

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