タブーとされる世界に魅了された私

世間ではマイノリティと呼ばれる人たちがそれでも好意的に肯定的に認められているのはあくまで倫理観を損わない範囲であるうちだけなのでしょう。
心の中にそうでないマイノリティな部分を抱えて苦しむ人はもしかしたら少ないのかも知れない。嗜虐的であったり変態性であったり。
表に出せば犯罪かも知れないそんなものを狂おしいほどに愛する人というものをカニバリズムで表現された本作の表現の手法は素晴らしいものです。
あまりにも細かな描写にもしかして本当に……?と困惑してしまいましたが、それはさすがに──ないですよね?

というくらいきちんと作られて表現された作品でした。

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