田舎出身の主人公が騎士を目指して都会にでるという王道の話に思えるが、一匙の狂気が作品を引き締めている。そういう描写がでるたびに思わず身震いしてしまいます。
富士田けやき先生の作品はずっと読んでいるけれど、この作品は心ひとつで頂へと手を伸ばす主人公の物語。そして「騎士」とはなにか、なんのために、と主人公や仲間たちが憧れた存在を深堀していくところが見どこ…続きを読む
何もない主人公が夢を持つ。そしてその夢はとてつもなく遠く、儚いどころか周りは苛立つレベルの無謀。それでも立ち上がり、泥を啜り、遠回りでも夢だけを追う。そこへ至る道は一つではない。共感と逃…続きを読む
主人公が成長していく作品は面白いものですが、この作品は何故そうなるのか、と言う理由付けがしっかりしていると思う。世界観が分かりづらいところもあるが、それを差し引いてもちゃんと面白い。一言でいうと…続きを読む
凡人が天才に勝とうとするお話。成り上がり、主人公が天才などに飽きた人は絶対に読むべきです
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