主人公が実はいい奴という話だが、嫌らしさが全くない。全体のバランスがすごく良くて読みやすい。
ハルカおじさんとは真逆の存在。見かけは怖く、言動は恐ろしいジーク。でも、コミュニケーションに難がある善い人なのは同じ。困った人は見逃せない。ホントいい主人公。
つい自分よりも周囲を優先してしまう、そんな人こそ必読。日常に差し込まれた一片の必然が、躍動的な非日常を呼び覚ます。徐々に明らかになる過去と、紡がれゆく未来から目が離せない。
読んでいると、どんどん主人公の魅力に惹き込まれます。過去に何かがあったんだろうな、と話は進んで行くので、更に気になって話を追いかける事に!面白くて、読みやすい作品です。是非是非おすすめしたいです!
その不器用さが故に勘違いされがちな主人公。もうちょっと愛想が良かったら、もしくはタイミングが違ったら。そうしたら受け取られ方も違うのだろうなと思えるところが、なんだかままならなくて良い。言…続きを読む
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