俺はその答えを許そう。だがこのトロッコが許すかな!


 トロッコ問題。
「究極の二択」の象徴として多くの人が知っているであろう問いかけ。

 しかし、この作品を読んだ限り、作者様はこんなことを考えたのだと邪推します。

「もしも舞台が【世紀末】だったら、一体どうなるんだろう?」

 世紀末はモラルとか常識とか物理法則が崩壊しているので、あらゆるジレンマや整合性がトロッコに轢かれています。
 あるのは重量と速度が掛け合わさった圧倒的パワーだけなのです。
 通り過ぎた後にはぺんぺん草一つ残りません。

 真に失礼ながら、本当に暴走しているのは、作者様の頭の中なのではないかと思いました(?)

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