概要
白麗と英卓の新しい敵は<人ならざるもの>。その正体と闘いの行方は?
白麗シリーズ初めての人智の及ばぬ妖(あやかし)の世界の描写に、持てる限りの知識と筆力で迫る予定です。目指すのは、中華ファンタジー+きれい微エロの世界! 今回も、30歳以上の女性がひそかに読んで愉しめるように、大人のいい男たちといい女たちの心と体が絡みます。また①と②を読んでいなくても、読み進められます。
(粗筋) まるでそれが天命であるかのように、白麗と英卓そして彼らの仲間たちが再び慶央の地に集結した。今回の彼らの敵は、天上界から白麗を追って来た妖(あやかし)の美女と彼女に操られる荘康記。闘いが繰り広げられると同時に、記憶を失くして地上界をさまよう白麗の秘密が明かされる。
(粗筋) まるでそれが天命であるかのように、白麗と英卓そして彼らの仲間たちが再び慶央の地に集結した。今回の彼らの敵は、天上界から白麗を追って来た妖(あやかし)の美女と彼女に操られる荘康記。闘いが繰り広げられると同時に、記憶を失くして地上界をさまよう白麗の秘密が明かされる。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!怪しい事件がおきる中、シリーズ最大の謎に迫る中華ファンタジーの最終部!
第一部から考えると、80万字ちかく読んだみたいです。
そんなに読んでたなんて、自分でもビックリ!(笑)
すごく読みやすくて、三部あわせると大長編であるにも関わらず、読み疲れを感じることは無かった気がします。
しかも、あまり世界観を(わたしが)わかってない本格中華ファンタジーだったのに!
第一部のレビューでも書きましたが、中華モノならではな要素がてんこ盛りなのに読みやすい印象は、最後まで変わりませんでした。
第三部では、ずっと謎だった真白い髪の少女が中華大陸をさまよう理由が明らかになります。
しかも、わたしの大好物な怪異譚の様相も加わって……ワクワク、ドキドキな展開ばかりでした!
終わり方も…続きを読む - ★★★ Excellent!!!本格中華作品、ついに完結。この作品を読まれてない方、もったいない!
白麗シリーズとして、四年の歳月を経て、ついに完結した作品。
最初のシリーズを読ませていただいたとき、その流麗な描写に惚れました。
大人の女性が、ひそかに読んで楽しまれるようにと、作者さまが書かれているように、大人が楽しめる中華風のエンタメ作品です。
ともかく、出てくる人物が魅力的です。
まず、白麗という謎の天界の少女。
本編の主役というより、アイコンです。彼女の周囲で起きる、さまざまな人間的なあまりに人間的な事象を、天上の人ならではの純粋さで超然とした態度で見ています。
英卓、白麗を養う、男気のある人物。彼が、本当に素敵です。
それを取りまく人びと。萬姜、堂鉄などの使用人や家来にも…続きを読む