怪しい事件がおきる中、シリーズ最大の謎に迫る中華ファンタジーの最終部!

第一部から考えると、80万字ちかく読んだみたいです。
そんなに読んでたなんて、自分でもビックリ!(笑)
すごく読みやすくて、三部あわせると大長編であるにも関わらず、読み疲れを感じることは無かった気がします。
しかも、あまり世界観を(わたしが)わかってない本格中華ファンタジーだったのに!
第一部のレビューでも書きましたが、中華モノならではな要素がてんこ盛りなのに読みやすい印象は、最後まで変わりませんでした。

第三部では、ずっと謎だった真白い髪の少女が中華大陸をさまよう理由が明らかになります。
しかも、わたしの大好物な怪異譚の様相も加わって……ワクワク、ドキドキな展開ばかりでした!
終わり方も清々しくて、スッキリ楽しい気分で読み終われました♪

作者様も概要でおっしゃってますが、怪異譚が好きだから三部だけ読みたい!みたいな読み方が出来る構成になっていると思います。
第一部からの登場人物もたくさん登場ますが、小説中で親切にも登場人物の紹介を挟んでくださるので、三部から読んでも置いて行かれる感じはしないと思います。
もちろん第一部と第二部のネタバレになる部分が出て来てはしまいますが、三部を読んでみて気に入ったら第一部と第二部を読んでみるというのも、アリだと個人的には思います!

上記でも書きましたが、たくさんの登場人物がいる物語です。
わたしのおススメの読み方は『萬姜さんに寄り添って読み進める』ですね! 彼女になったつもりで読むと、物語をより深く味わえる気がしました。

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