近藤勇の血を引くという女。そして今は警官となった藤田五郎こと斎藤一の思わぬ出遭い。新選組最強の男といわれ、無敵の剣をふるった剣客の寡黙なうしろ姿が見えるようです。
これまで歴史小説を10年ほど書いてきましたが、ちょっとお固い内容に我ながら飽きまして、今後は心機一転、厳密な時代考証が必要とされない時代小説をカクヨム様で発表…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(245文字)
時は明治。男性を騙して現行犯で捕まった夜鷹の女は、偽名を名乗った。実は彼女の父親は、歴史を大きく動かしたあの人だった——。驚きの展開の連続で、パソコンに目が釘付けになってしまいました。ラス…続きを読む
警察に捕まりながらも、そこで自分の父との縁に救われる主人公の夜鷹が、印象的なストーリーでした。
序盤、淡々とした場面からの後半、オチがとっても鋭いので、やられた~感があります。物語の時代背景は少し暗く、少し明るい。短編ゆえ、ぎゅっとエッセンスが詰まった本編。作者さまは、強い女性or自立した女…続きを読む
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