とても心のざわつく、寒さが身に染みるような、美しい文体の小説。電波塔とはなんなのか。そこに込められた秘密とは。サンプルでありながら、掌編としても面白かったです。
猫と人形と物語が好き。 初めまして、月庭一花と申します。 おもに女性同士の、少し変わった(クィアな)お話をお届けします。
とても心を掴まれる物語でした。同じ場所でのたったワンシーンなのに、濃密。独白と、一人だけの存在との、あっけないのに凝縮された会話。雪の中の電波塔。気にならないはずがない。
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