民俗学的考察が半端じゃない退魔アクション

九州の北部にある黄昏堂。
人間から人間でないものまでが所属している退治屋組織。
退治する対象は怪異。
個性ある登場人物がそれぞれの能力を発揮して活躍します。
しかし特筆すべきはその情報量。
牛鬼、河童、川姫、山の神。
その他についてもよく調べています。
作者様の博覧強記ぶりには驚くばかり。
また、ただ詳しいだけでなく昔からの偏見や汚名を晴らしているかのような執念を感じます。

物語はいよいよ大詰め。
ラストは見逃せません。

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