35文字も書けるらしいので、長文タイトルにしようと思います。この物語は

ちょっと斜に構えた成瀬くんを、なんとか笑わせようと必死な神崎さん。なぜ笑わそうとしているのかは……。


ただの恋愛感情では測れない理由が用意されているので、読み進めた先で【この物語を読んでいたことが嬉しく】なるはずです。

月間りぼんで矢沢あい先生のラブコメ漫画を読んでたら、いつの間にかアンドリュー・ニコル監督のGATTACAにすりかわっていた感覚でした。

人間って、何ひとつ100%理解していませんよね。例えば身近な数学で出てくる円周率ですら、3.14......と、どこまで続くのか分からないような不確定要素を公式に取り入れたりしています。理論はあくまでも理論であり、理屈に合うからといって正しいとは限りません。

理詰めより、本能に忠実なほうが正解じゃないのか。そんなメッセージを受け取った気がします。

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