これが恋愛だ! これがファンタジーだ! そしてこれぞエンタメだ!

実に素晴らしいエンタメ作品でした!
この場合の「エンタメ」の意味はというと、純粋に「読者を楽しませてくれる」ということ。

ファンタジー+恋愛という王道的な舞台設定ながら、登場人物の心理描写の巧みさ、新キャラの登場するタイミング、結末に至るまでのストーリーバランスの良さなど、魅力のたっぷり詰まった一作です。

そして、しつこくない範囲で恋愛感情が繰り返し表示されることで、主人公二人への感情移入度は凄まじい値を誇っており、著者様の仰る通り「二人の幸せを願わずにはいられない」気持ちになります。

「エンタメ」――それは、「愛されるうる作品」ということなのかもしれません。
このような作品を創造してくださった著者様に、心から感謝申し上げます<(_ _)>

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