伝奇ホラー×オカルトミステリー

 「2-3 鬼妃」まで読ませていただきました。
 始まりである第1章は、時代錯誤な閉ざされた村に後ろ暗い伝承という、王道の伝奇ホラーな雰囲気でしたが、第2章に入り、雰囲気は一転。「本当に鬼の祟りなのか?」というミステリー要素も現れ始め、より読み応えが生まれました。先が楽しみです。
 元来「ミステリー」という言葉は「神秘」「不可思議」といった意味を帯びますが、この作品を言い表すのにぴったりかもしれません。

 鬼の祟りは、人知を超えた神秘なのか?
 それとも打ち破れる謎なのか?
 はたして……。

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