一章をすべて読みました。確かな文章力と王道的展開で安心して読めます。世界観やキャラクター、能力が丁重に作られていて、スラスラと読めました。また、バトルの描写も手に汗を握る展開が多く、とても楽しかったです。またこの章だけなのか、今後も続くのかは現段階では不明ですが、ホラーや脱出要素もあり、王道に作者独自のアレンジが効いているので、飽きないです。現代ファンタジーを読みたい人にお勧めです!
設定自体は王道で安心感の持てるライトノベルテイストであり、ケレンミのあるルビが心躍りますが、事件の主題となっている『集団神隠し』には謎解きの要素もあり(あくまでミステリにあらず)、どこか脱出ゲームのような雰囲気を醸し出しています。 そういう点で、バトルだけで解決するのではない、ひとひねりの旨味を感じました。王道にちょっとスパイスが欲しい人にオススメです。