火花と花火

 卑俗な環境で理不尽なセクハラに耐える主人公、実は……! 恋する乙女であった。特撮物によくある展開だが登場人物のメリハリが丁寧に描かれていて読み応えがある。また、化け物の退治よりもむしろ後始末という地味だが重要な裏方業務が話の主軸になっているのもマニア心(?)をくすぐる。
 詳細本作。