どんな時代にも、愛はあった

幕末の京都で、誰に対しても英国式の軍法を教えている赤松小三郎。その愛弟子の中村半次郎に、薩摩藩はとある命令を下した······。
混迷極めた時代に、師弟の愛と悲しみを描いた歴史ドラマ。史実にもしもを加えて、一つの結末の更にその先も描かれています。
あまり歴史に詳しくないながらも、当時の人々の気持ちと、国を思う気持ち故に残酷な事件が起きてしまうというやるせなさを感じます。その中でも、誰かを信じるという深い愛が胸を打ちました。