概要
「好きで何がいけないの」
高校入学を控えた有明よしのは、中学校生活最後のバレンタインで親友に抱いていた淡い恋情をあきらめることになる。今にも死にそうだと落ち込む彼女の前に現れたのは、季節外れの桜の香りのする不思議で美しい女性だった。四話完結。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!桜に託した愛と恋
色彩豊かで詩的に綴られた言葉たちが紡ぐのは、少女の淡い感情と物悲しき愛と恋の物語。
親友に想いを寄せていた主人公は、親友に想いを告げる前に先を越されてしまい、その気持ちを確かめることなく振られてしまう。
意気消沈どころか生きる気力すらも失ってしまう彼女は偶然乗り過ごして辿り着いた、馴染のあるようなない地名の場所でとある女性と出会う。その魅力的な姿に惹かれるように、次のバス停の場所を彼女へ尋ねる主人公。そして、近くに喫茶店があるという女性の案内の元、そこを訪れることになるのだが……。
読んでいる内に物語の空気感がひしひしと伝わってくる感覚がしました。丁寧な情景描写と少女の等身大の心理描写が…続きを読む