概要
羽上帆樽さんを宜しく、僕のやりたいこと全部やってる。
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- ★★★ Excellent!!!正義は割れたガラスでできた精密な細工物かもしれない
病弱な少女のユースティアは、両親からの「おつかい」で、しゃべるお手紙「ガイドさん」をお供に、地下深くへと降りていく。そこで出会う三人の妖精は、それぞれ正義の話をしていて……というストーリー。
ガイドさんが解説してくれた、妖精たちの正義論が好きです。
本作を開いてまず驚くのは、1F:いりぐちが完全に児童向けのやわらかな文体で書かれているところ。他作品を見ると、元々そちらの道を志しておられる方のようですね。この調子で全編続くのかな? と少し期待したのですが、ガイドさんが登場すると文体が変わります。
その新しい文体でも、海外児童文学か何かの翻訳のような独特の語り口です、なんだか挿し絵に…続きを読む