メルヘンとファンタジーのはざまで

 寓話的で、かつ哲学的な話。雰囲気がかなり好きです。第一話目の、ひらがなが一気に襲ってくるやつがそのまま続いたらどうしようかとは思ったけど、別にそんなことはなかったし。メルヘンのようであり、またファンタジーのようでもあるのですが、その両面性がこの作品の肝というべき部分だと思いました。