摂理も運命も、そんなモノは関係ない

 魔族と人間との間に産まれ、人から忌子と呼ばれた主人公のロクス。

 ただ混血というだけで迫害され、産まれてはいけないと思い込んでいたロクスは、産まれた妹が勇者認定を受けたコトにより教会より殺害されそうになる。

 全てが絶望とも思える状況で、闇の精霊と出会い彼は再び前を向く。

 その勇気・その努力・その怒り

 王道の、しかもかなり重厚なハイファンタジーがココにある。
 心よりそう思える素敵な作品です。

 この先、彼の選ぶ道がどこに繋がるのか。とても楽しみです。

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