半人半魔という運命を強いられる主人公。作中では主人公の苦悩や葛藤、そして成長がしっかりと描かれており、感情を揺さぶられます。読んでいて切なく、しかしながら運命に立ち向かう主人公の姿に胸を打たれます。そして、作中で出てくるセリフ達はどれも秀逸。言葉選びのセンス、著者の作品にかける熱意を感じ取れると思います。一度読めば、貴方もこの世界観に魅了されるはず。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(477文字)
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(319文字)
魔族と人間との間に産まれ、人から忌子と呼ばれた主人公のロクス。 ただ混血というだけで迫害され、産まれてはいけないと思い込んでいたロクスは、産まれた妹が勇者認定を受けたコトにより教会より殺害されそうになる。 全てが絶望とも思える状況で、闇の精霊と出会い彼は再び前を向く。 その勇気・その努力・その怒り 王道の、しかもかなり重厚なハイファンタジーがココにある。 心よりそう思える素敵な作品です。 この先、彼の選ぶ道がどこに繋がるのか。とても楽しみです。
勇者が正義だと、聖が清らかだと誰が決めた!ど、一通り言いたい事書きましたけど、ボクのドストライクファンタジーです₍ᐡ-᷅ ·̫ -᷄ᐡ₎普段ネタバレ要素一切書かないんですけど、語尾が「わん」だと、もうそれだけで嬉しくて、「ギャワン」など吹っ飛んだ人間要素のある語尾ワンはご馳走ですw!様々な視点から折り重なる物語は、プロット無しでは描けない!どんな世界に、どんな形でも生まれて来て良いんだ——と、強く言いたい!ので、これからの展開や様々な人物視点に期待大大大です!
頑張れ!!俺は応援するぞ!!
一言で言うなればめちゃめちゃ面白い!主人公の生い立ちから設定がこっていて、また描写が丁寧なのでスーッと感情移入、物語の世界に入れます。憧れた聖騎士の実態、闇の精霊との出会い、そして魔剣…世界の命運を握る物語が今始まります。杞憂な運命に巻き込まれた兄と妹の物語、あなたも一緒に最後まで見届けませんか?