この出会いが「敦煌」を産んだ

敦煌と書きましたが、闘牛を恥ずかしながら、読んだ事ないので、こう表現しました。

この方の歴史小説は、とても面白い。きちんと歴史を調べながら、実際にこんな事があったのではないかという、物語をつむぐ。

今回は、新境地といっても良い作品ですが、「敦煌」などで名をはせた、作家井上靖と、福山雅治の「HELLO」のジャケット写真でも有名な写真家植田正治の出会いを描いた物語。そんなに長い話ではないが、とても重みのある物語でした。

戦後の生きるのに、必死で活気のある戦後の日本ですが、舞台はどこかのんびりした鳥取砂丘という。そこで、繰り広げられる、まだ、新聞記者の井上靖と植田正治とその家族との物語。



いや、皆様読んでみてください。

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